眠れないでいる時間がもったいない?:不眠の解消法!

こんにちは!
谺(コダマッチャンこと、児玉朋己です。

明けましておめでとうございます!

お元気していますか? 私はまったりしています。

今日は、「眠れないでいる時間がもったいない?」と題してお話しします。

統合失調症でも、ほかの精神の病気でも、眠れないという悩みはつきものですね。
どうやって対処したらいいでしょう?

不眠症は眠れない病気ではなく、眠れないと「悩む病気」である、ということを知るだけでも、眠れないことへの対処法が変わるのではないでしょうか?

眠れないでいる時間がもったいない?


薬を飲んでも眠れず、布団の中で目を開けている時間がもったいないと感じ、深夜に起きてDVDを観たりした経験はありませんか?

統合失調症に睡眠障害はつきものですね。

発症間もない急性期は、病気に体が踊らされているようなもので、自分の意識・自覚もままならない状態でしたが、急性期をすぎると、自分で自覚して生活リズムを整えることが求められるようになります。

しかし、自分で夜ちゃんと寝なきゃいけないとわかっていても、体が言うことを聞かず、眠くならなかったり頭が冴えてしまったりして眠れないことがままあります。

こんなに眠れなくて大丈夫かと不安になる人もいるかもしれませんが、もっと回復したあと、寛解してからも入眠障害・中途覚醒などはありますから、休息期や回復期に療養しているときに睡眠障害はあって当たり前だと言えるでしょう。

「ふつうの生活リズム」を取り戻したい

ふつう、という言葉はあまり使いたくありませんが、一般的に規則正しい生活とされている生活があります。昼間働いて夜寝る。夜勤や交代勤務の方を除くと、一般的にはそのような生活がふつうとされています。

症状がある程度治まってきたら、この「ふつうの生活リズム」を取り戻すのが生活の目標となってきます。

起きだしてDVDを見たり・・・

私自身、眠れず布団の中で目を開けている時間がもったいないとかんじ、本を読んだり、深夜に起き出してテレビの深夜放送やDVDを観たりしたものです。

そうやって時間を潰して、もう一度布団に戻ります。それで眠れることもありますし、眠れないこともあります。

昼間に仕事をしていなければ、睡眠不足でひどい不都合があるわけではありませんが、放っておくと昼夜逆転となったり再発したりするおそれがあり、治療上望ましくありません。

自分を責めないようにして、、、

こうした時期、眠れない状態はいけないとわかっていても、自分で対処する余裕がない場合があります。

眠れなくても、まずは自分を責めないようにしましょう。

眠れないのはあなたが悪いのではありません。病気が悪いのです。
そのうち、「眠るために何か工夫をしてみよう」と思える時がきます。

私も余裕ができてから、一般的な不眠への対応法を調べたりしました。

私に有効だった方法

私にとって有効だった方法を紹介します。

  1. 昼間はなるべく寝ないようにすることです。日中は眠くても我慢すること。
  2. コーヒーを飲むのは午後3時までとすること。
  3. 「眠れない」と悩むことをやめること。

でした。

一番大きかった気づき

私にとって一番大きかった気づきは、ある本に、

  • 不眠症とは眠れない病気なのではなく眠れないと悩む病気である。
  • たとえ眠れなくても、横になっているだけで体が休まる効果があり、それだけで十分寝ている意味はある。

と書いてあったことでした。

それを読んでからは、眠れないときに、

「眠れなくてもそれを気にしない」

ようにし、

「身体を休ませるだけでいいんだ」

と自分に言い聞かせるようにしました。

そのおかげか、睡眠障害をいつ脱したのかわかりませんが、いつの間にか眠れなくて困るということは少なくなりました。

眠れないこと自体より、眠れないとクヨクヨすることのほうが問題を大きくしていたのかもしれません。

いま、眠れないと悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてください。

あ、もちろん主治医に相談したり、薬をちゃんと飲んだりするのが大前提です。

生きるって何だろう? 生命って何だろう?
谺(こだま)

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ABOUT US
谺(こだま)
谺(こだま)こと、児玉朋己といいます。 歌うピア・サポーターをしています。 静岡県藤枝市にある自立生活センター「おのころ島」が運営している地域活動支援センター「りんりん」の施設長です。 精神障害を持つ方へ同じ当事者としてピアカウンセリングを行うほか、シンガー・ソングライターとして音楽活動をしています。