自由を求めて!『本を出そう、本を出そう、出したらどうなった?』レビュー

こんにちは!
谺(こだま)こと、児玉朋己です。

お元気してますか?

週1回投稿の目標は果たせませんでした。

しばらく間が開いてしまいましたが、
こうして投稿ができました。

それでヨシといたします。

生温かい目で見守ってくださいませ。

本日は、
私の出版の師である城村典子先生の処女出版作品のレビューをお届けします!

『本を出そう、本を出そう、出したらどうなった?』(城村典子 著)みらいパブリッシング

著者:城村典子さん

この本の著者、
城村典子先生は出版エージェントです。

出版エージェントとは、
本を出したい人と出版社を繋げてくれる人のことです。

実は、
私の本、
『手記 私はいかにして統合失調症から回復したのか 統合失調症の人とその周辺の人々へ』
が出版できたのは、
城村先生が私と出版社を繋げてくださったから。

だから、
私は城村先生にものすごく感謝しています。

心構えとハウツーをワンパッケージに

この城村先生の本は、
私も受講した先生の商業出版講座で語られている、
著者としての心構えから具体的なハウツーまでを、
いつでも何度でも読み返すことができるようにワンパッケージにしてくれています。

それが税込み1,760円で購入できるなんておトク過ぎます!

「本を出したい」と思っている人には超おススメです。

私(城村)の理想は「自由」なのです

本来なら、
ここで本書で語られている「心構え」「ハウツー」を列挙するところです。

しかし、
その多くはアマゾンレビューで語られています。

ので、
ここでは、
城村先生がなぜ熱く出版を語り勧めるのか、
その動因・原動力についてご紹介します。

自分が自由にしていたい気持ちは強かったと自覚しています。自分が自由でいるために、周りの人にも自由にしていてほしかったのです。周りの人が自由にしていてくれないと、私の自由が脅かされると思ったからです。
だから、お節介とは正反対の性質なくせに、「著者になるというのは、自由を獲得することなんですよ」ということを伝えたくてこの仕事をしています。「自由」がピンとこない人には「理想」と言い換えると伝わりやすいかもしれません。
私の理想は「自由」なのですが、この本を読んでくださっている皆さんの理想はなんでしょうか? 信頼し合える社会、愛のある世界、切磋琢磨できる環境…。いろいろな理想があると思います。ぜひ、それを具現化しましょう。

(p.162)

長くなりましたが引用しました。

私は本書を読んでいてこの文章に遭遇したとき、
ガガーン!
と衝撃を受けたのです。

そうか、
城村先生も自由を求めていたのか!

と。

実は私は最近、
ルソーやカントの入門書を複数読んでいたところで、
「自由の相互承認」って大切だよな、
などと考えていたんです。

そうしたら、

「自分が自由でいるために、周りの人にも自由にしていてほしかったのです。」

なんて、
まさにルソーそのままじゃないですか!!

ここの、
城村先生の根本の魂に触れることができたことが、
本書を読んでいちばん嬉しかったことなんです。

あなたも本を書き、
出版する過程を味わうことで自由になりませんか?

これは、
城村先生のおかげで出版を叶えた私からのお誘いでもあります。

まとめ(次はあなたの番だと思うんです)

城村先生は直接こんなことまで考えてはいないと思いますが(いや、考えてるかも)、
民主主義の理念を支えている自由の一つに、
言論の自由がありますよね。

言論の現場って、
出版がその中心ですよね。

もちろん、
言論の自由(の保障)って、
国家によって制限されないという意味だと思います。

でも、
その基盤・前提にあるのが、
私たち一人ひとりが自分を自由にして言いたいことを言う、
「言いたいことを出版する自由を行使する」ことだと思うのです。

自粛している場合ではないと。

私は、
自分が狂おしく持ってしまった「回復のステップ7+1」というアイデアをどうしても出版したくて、
城村先生のもとで学び、
出版を叶えました。

次はあなたの番だと思うんです

最後まで読んでくださりありがとうございました。

では、また!

生命って何だろう? 生きるって何だろう?
谺(こだま)

ABOUT US
谺(こだま)
谺(こだま)こと、児玉朋己といいます。 歌うピア・サポーターをしています。 静岡県藤枝市にある自立生活センター「おのころ島」が運営している地域活動支援センター「りんりん」の施設長です。 精神障害を持つ方へ同じ当事者としてピアカウンセリングを行うほか、シンガー・ソングライターとして音楽活動をしています。