こんにちは!
谺(コダマ)ッチャンこと、児玉朋己です。
元気してますか? 私は元気です。
「自分はダメだ」「自分には出来ない」「自分にはどうせ無理」・・・等々、劣等感に悩まされてはいませんか?。
「自己肯定感が低い」という言い方をされることもありますね。
私もずいぶん悩まされました。ただ、以前と比べれば、劣等感はかなり減ってきたと思います。
どうやったら劣等感は減るのでしょうか?
今日は、劣等感について、劣等感で必要以上に悩まないためにはどうしたらいいか、考えてみようと思います。
「劣等感」について
アドラーの区別:劣等感と劣等コンプレックス
劣等感で必要以上に悩まないためには、どうしたらいいでしょうか?
私について言うと、それはやはり、アドラー心理学でいう「劣等感」と「劣等コンプレックス」との違いを知り、自分がいま思い悩んでいるのが、この二つのうちどちらなのかを見極め続けたことでした。
やはり、と言ったのは、アドラー心理学をストーリー仕立てで解説した『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』がベストセラーになったことで、劣等感にまつわるアドラーの「区別」も、よく知られるようになったのではないかと思ったからです。
・「劣等感」とは自分が劣っていると「主観的に思う」こと
・「劣等コンプレックス」とは「劣等感」を言い訳にして人生の課題から逃げ出すこと(アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉(小倉広) より)
子供時代・思春期・大人の劣等感
「自分は背が低い」「自分は短足だ」というような子供の頃に持ちがちな劣等感。
「自分は内気だ」「自分は鼻が低い」「自分は勉強ができない」というような思春期に持ちがちな劣等感。
そういったものが重なった結果持ってしまう「自分は何をやってもダメだ」という大人の劣等感。
それは劣等感? それとも劣等コンプレックス?
いま、すべて「劣等感」という言葉で話してきましたが、自分がこういった劣等感を感じたとき、それが、「劣等感」なのか、「劣等コンプレックス」なのか、見極めることをしましょう。
それは事実? それともあきらめ?
たとえば、「自分は内気だ」と思っているとき、言葉そのままに自分が内気だという事実を指しているだけなのか、「自分は内気だから、友達が出来なくても仕方ないのだ」とあきらめているのか、どちらなのか見極めましょう。
また、「自分は鼻が低い」と思っているとき、自分は鼻が低いなあ、と事実を指摘しているだけなのか、「自分は鼻が低いから彼(彼女)が出来ないのだ」とあきらめているのか、どちらなのか見極めましょう。
それぞれ、前者ならそれは「劣等感」です。後者ならそれは「劣等コンプレックス」です。
劣等感は健全で、劣等コンプレックスは不健全
アドラーは、劣等感はだれでも持っているもので、それ自体は不健全ではないといいます。
そして、劣等コンプレックスこそが不健全なのだといいます。
なぜなら、劣等コンプレックスでは、劣等感を言い訳にして自分の課題を解決する努力をしないからです。
劣等感は持っても、
劣等コンプレックスならないようにしよう
この区別を知ってから、私は、自分が感じているのはどちらなのかを見つめ、「劣等感は持っても劣等コンプレックスにならないようにしよう。」と気をつけるようにしています。
そして、自分の思考を「劣等感」のところで止めるように心がけています。
すると、「~だから出来ないのだ」という思考がだんだん少なくなってきます。その結果、極端な無力感(=劣等コンプレックス)を感じなくなってくるのです。
まとめ
あなたも、もし劣等感を感じたら、「劣等感」なのか「劣等コンプレックス」なのか、注意して自分を見つめてみることをおすすめします。
そうすれば、劣等感で不必要に悩むことが少なくなっていくと思います。
では、また。
生きるって何だろう? 生命って何だろう?
谺(こだま)
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