こんにちは!
谺(コダマ)ッチャンこと、児玉朋己です。
元気してますか! 私は一休み中です。
今日は、映画:LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)を観た感想をお話ししようと思います。
この映画は2016年の作品ですので、特にタイムリーというわけではありません。
私がたまたま昨日観た、というだけです(笑)
すごく楽しく、後半は切なくもある作品でした。
「ミュージカルのエッセンスを取り入れた大人のファンタジー」といったところでしょうか。
では、ネタバレが最小限になるよう気をつけながらお話しします。
LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)
気を削がすケイタイのアラーム
映画を観始めてすぐにリアリティを感じたのが、「いいムードになっているところで気を削がすケイタイのアラーム」でした。
華々しいオープニングで映画は始まります。
ちょっと夢のようなお話かな? と思いながら引き込まれていくと、肝心なところでケイタイが鳴ります。
それで、「あぁ」と現実?に引き戻されるんです。
それが、このある種ファンタジーっぽい作りをしている映画にリアリティを感じさせるところだと思いました。
気を削がせるアラーム音があるおかげで、物語に現実感が出てきているのです。
リアルな夢物語だと感じさせる演出
このアラーム音で感じさせるリアリティのせいで、私のこの映画を観る姿勢が、「リアルだなぁと感じさせるところを探す」ようになってしまいました。
ので、以下、私がリアルと感じたところについてピックアップしていきます。
「べたな」演出が時々、、
ディズニー映画のような「ベタな」演出が時々出てきます。
時々です。
時々だからこそ、夢物語になってしまうのではなく、私たち大人がふだんの生活の中で時々自分勝手に妄想するリアルにマッチしていて、感情移入できるのだ思います。
ミアがジャズを本当に好きになっていく
主人公のミアが、もう一人の主人公セブの弾くジャズピアノに惹かれた出会いから、二人が付き合っていく過程でセブの影響を受け、当初関心のなかったジャズが本当に好きになっていきます。
ミアは本当にジャズが好きになったのだということは、後半のサプライズパーティで分かります。
それまでのストーリーが、「ミアがジャズを好きになるのは、たしかにかにもっともなことだ」と思わせてくれます。不自然じゃないんです。
それが良かった。
セブが、サプライズパーティのあと、
(だからこそ)自分の夢に向き合い実現させたこと
セブの夢の実現は、遠回りのようになってしまってスムーズにはいきません。
このサプライズパーティがなければ叶わなかったかもしれません。
コレがあったからこそ、というリアリティがありました。
(だからこそ)の内容をお話しするのは野暮というものです。
期待したようなエンディングにならなかったこと
最後に、最初の出会いが違っていたら二人の人生は違ったものになっていたかもしれない、と思わせる演出が。。。
これがせつない。
感動するんですけど、私の期待したエンディングではありませんでした。
せつない大人のファンタジーであるゆえんです。
これがリアルなのか(泣)
まとめ
私に物語をリアルだと感じさせてくれたところをお話してきました。
ネット上のレビューを見ると、「いろいろ盛り込みすぎで中途半端」という指摘がありました。
私としては、そうも言えるけど、「いろんなエッセンスを効果的に取り入れた」とも言えるんじゃないかな、と思っています。
もし、LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)がおもしろそうだと思ってくださったら、嬉しいです。
では、また。
生きるって何だろう? 生命って何だろう?
谺(こだま)
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