こんにちは!
谺(こだま)こと、児玉朋己です。
お元気してますか?
私はゆったりした気分でいます。
ちょっとだけ、
夜も過ごしやすくなってきましたね。
ところであなたは、
精神科医YouTuber益田裕介Dr.
を知っていますか?
今日は、
つい最近発売になった益田先生の本、
『【心の病】はこうして治る まんがルポ 精神科に行ってみた!』
のレビューをしたいと思います。
とてもGoodな漫画本でした。
ではでは早速どうぞ~
※本ページではアフィリエイト広告を利用しています。
【心の病】はこうして治る
受診の不安を解消し治癒の真実も教えてくれる本
- 精神科を受診しようか迷っている。
- 受診したほうが良いかもと思いつつ先延ばししている。
この本は、
まずはこのように思っている人に向けての本です。
そしてまた、
すでに受診してしばらくたっていて、
- 自分のこの心の病気が治るってどうなることなんだろう?
と真面目に考えたい人向けの本でもあります。
受診を迷っている人なら、
精神科がどんな場所なのか、
何をしてくれるのかがわかり、
不安を解消してくれるでしょう。
治癒の真実を知りたい、
と思っている人なら、
医師による具体的な治療の仕方や、
患者さんのモデルケースを知ることができるでしょう。
ところで、
私は統合失調症になって29年になる50代後半のおじさんです。
寛解して久しく、
回復・リカバリーも果たしてこれたと思っています。
自慢したいわけではなく、
約30年という時間を上手く使えば、
かなりのことができるようになるとお伝えしたいだけです。
その私が自分を振り返ってみると、
たしかにこの本で言われていることをやってきたなと感じます。
「認知のゆがみを直す」
ことが治療法の実例としてあげられていますが、
私自身、
認知療法の本を読んで集中的にワークをやった時期がありました。
また、
治療のエッセンスとして、
- 自己理解
- 他者理解
- しなやかな思考
が説明されています。
そのなかで「自分史を書く」ことが推奨されているんですが、
私は治療のためという意識はないまま詳細な自分史を書いたことがありました。
振り返って、
「俺、コレやってたじゃん」
と気がつくのです。
また、
その自己理解・他者理解の過程では「痛み」が課されることも記されています。
私の場合は、
「私の母は愛の溢れる人ではなかった」
という気づきに大きな痛みを感じたものです。
しかし、
それを時間をかけて受け容れてきたことが治療の役に立っていたのです。
この本は、
こういった治療・闘病のリアルを隠すことなく伝えてくれます。
漫画なので微妙なニュアンスも表現されています。
この本、
漫画で良かったです。
漫画にしてくれたことに感謝!
そういうわけで、
- 受診を迷っている人
- 治癒の真実を知りたい人
にこの本はおススメです。
益田先生の以前の本と重なる部分もありますが、
この二つのタイプの人に届けるためにそうなっているのだと思います。
マスラー以外の人にも届きますように!
生命って何だろう? 生きるって何だろう?
谺(こだま)
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